| 国分(株)グレンモーレンジセミナー |
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| グレンモーレンジの輸入総代理店である国分(株)主催のセミナーが名古屋にて開催されました。当サイトではセミナー報告第2弾としてこのセミナーの模様を皆様にお届けします。当サイトへの掲載は国分(株)殿より許可をいただき、掲載しています。掲載の許可をいただきました国分(株)殿には改めて感謝の意を表します。 |
| 開催日時:1999年5月12日(水) 開催場所:東急ホテル名古屋 バロックの間 主催:国分株式会社 出席者:約120名 国分(株)はグレンモーレンジplcが所有する3蒸留所(グレンモーレンジ、アードベッグ、グレン・マレー)のモルト・ウィスキーを全て取り扱っている。セミナーはアードベッグ、グレン・マレーにも及んでいるが、このレポートでは世界的人気銘柄であるグレンモーレンジの秘密に迫ってみたいと思う。セミナーはグレンモーレンジ統括蒸留所長兼熟成管理責任者のビル・ラムズデン博士を迎えて行われ、製造過程の秘密が多く語られた。それを皆様にお届けします。 |
| <大麦> の。 る。使用する品種はチャリオット種、プリズモ種、ネルフートン種の3種。プリズモ種 は実サンプルがあり、試食を行った。粒が大きめで、噛んでいると甘みが出てくる。 非常にデンプン質が多い。 アルコールの取れる量が少ないが、フレーバーのよいスピリッツが出来る。このた め、グレンモーレンジでは少しずつ、冬型大麦もブレンドしてモルティングしている。 使用する冬型大麦はメラニン種が主である。 |
| <水> い硬水である。この水がグレンモーレンジの特徴である華やかな香りの要素となっ ている。 |
| <蒸留> は”熟成”であると考えている。 スピリット・スチル(再留釜、8,200L)が各4基ずつある。グレンモーレンジのポット・ スチルの特徴は高さ5.13mというスコットランドで最も背が高いこと。このため、 純度の高いアルコール蒸気だけしか通過することが出来ない。これにより、デリケ ートながら複雑な香味を持ったスピリッツを得ることが出来る。 写真:講演中のビル・ラムズデン博士 |
| <熟成> この段階が最も重要とグレンモーレンジは考えており、多くのこだわりを持っている。 アメリカン・ホワイト・オークのバーボン樽を使用。グレンモーレンジは非常にライ トで香りの弱いスピリッツなので新樽を使用すると木の香りが強くつきすぎてしまう ため、バーボンの古樽を使用している。その樽の素材はアメリカ中西部ミズーリ州 にある自社の植林から切り出したものを使用し、ヘヴンヒル社でバーボン・ウィスキ ーを4年ほど詰めた後の古樽をスコットランドに運んで、熟成に使っている。 樽は自然乾燥させた木材(A.S)を使用した場合と人工乾燥させた木材(K.D) を使用した場合とで出来上がるウィスキーに違いが生まれる。グレンモーレンジで は自然乾燥させた木材(A.S)から作った樽しか使用しない。この両者の違いはグ レンモーレンジの研究所から持ってきたサンプルのテイスティングも交え、詳しく解 説された。 |
| 特性 | テイスティング | |
| A.S (自然乾燥) |
アーモンドやバニラなどのスイートな香りが豊富。 | 色は琥珀色になっている。香りはスイートなバニラ香。味わいはよい甘さが乗っている。 |
| K.D (人工乾燥) |
スパイスや木の香りが多く含まれるためライトなスピリッツには好ましくない。 | 色は薄い。香りはアルコール臭が強い。揮発性が強く目がちかちかする。味は非常にドライ。 |
| <ウッド・フィニッシュ> 間仕上げの熟成を行う研究を長年続けてきた。この研究の成果として世に送り出さ れたものが、1996年より発売開始されたポート、シェリー、マデイラのウッド・フィニ ッシュ・シリーズである。 どの空き樽に詰めると香りが強くつきすぎてしまう。このため、フィニッシュというスタ イルをとっている。 しており、今後製品化されるかもしれないとのことである。 |
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